障害年金とは?受け取れる条件について解説
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2021/10/15
コラム
年金と言うと65歳以上の人が受け取るお金を想像する方が多いと思います。
しかし、障害状態になった場合に受け取れる年金も存在します。
そこで今回は、障害者年金についてご紹介致します。
▼障害年金とは
障害年金は、障害状態になったときに備えるための年金です。
受給額は、初診日がどの区分に該当するかによって変わるので、どの被保険者区分だったかを把握する必要があります。
▼障害年金を受け取るための条件とは
障害年金を受け取るためには、下記の3つの条件を満たす必要があります。
①障害状態であること
②初診日に国民年金もしくは厚生年金に加入していること
③保険料の未納がないこと
▼障害年金の額について
もらえる額は、障害の等級と子どもの人数によって変わります。
また障害年金は、年収の額に応じてもらえる額が変動します。
厚生年金で1級…22万4,900円
厚生年金で2級…22万4,900円
厚生年金で3級…58万6,300円(最低保証額)
国民年金で1級…78万1,700円×1.25(子の加算)
国民年金で2級…78万1,700円(子の加算)
※子2人まで1人につき22万4,900円
※子3人目から1人につき7万5,000円
▼受給できるタイミングは?
初診日が確定し、1年半後に障害等級が判断されます。
判断された日が障害認定日となり、その翌月から受給が始まります。
受給のタイミングは、手続き後に年金証書と年金決定通知書が届きます。その際に受給開始月を知ることができます。
▼まとめ
障害年金は障害状態になった場合に受け取れる年金です。
しかし、いざ必要になった場合に手続きをしようとすると、スムーズに進められない可能性があります。
万が一の事態に備え、障害年金がどういうものなのかをよく知っておくことが大切ですよ。